Google フォームについては、検索すると利用方法がたくさん出てきます。そちらをぜひご覧ください。
こちらでは、実際に利用したときのちょっとした小技についてお知らせします。

※ Classroomで配布はできますが、フォームのデータを作成し、その回答用のリンクをクラスルームの全員のコメントのところに貼り付けた方が便利です。→この方法だと、保護者などクラスルームに入っていない人へのアンケートもできます。

 リンクを送る場合、学校では、同じドメイン(同じ学校内もしくは同じ市町村内)へのアンケートが既定になっていることが考えられます。その場合、保護者へリンクもしくはリンクへのQRコードを知らせても保護者(同じドメインではない人)はリンクを開けないということになります。
 そこで、フォームの設定もしくは共有において、回答者のアクセスを許可する必要があります。外部の人が見ることができるかどうかは、自分のスマホで試すといいかもしれません。

アクセスは以下のようになっています。保護者などには「リンクを知っている全員」でよいです。
 ・制限付き ・〇〇教育委員会 ・リンクを知っている全員

Google フォームの基本的な作成方法

Google フォームの基本的な作成方法
まずは、これで十分ですという基本的な使い方です。

1 タイトルを記入

2 質問を記入

3 回答をどうするかの選択
 ・ 1つだけを選ぶ問題 ラジオボタン
 ・ 複数回答可能の問題 チェックボックス
 ・ 選択肢を選ばせる場合 プルダウン
 ・ 文字を記入してもらう問題 記述式(短文)もしくは段落
 (そのほかの項目は、慣れてきたらぜひお試しください。)

4 回答してもらうことが長くなったり、回答内容が変わったり回答結果によって分岐する場合にはセクションというものを使うとよいです。
  「はい」と回答した人はセクション2の質問へ 「いいえ」と回答した人はセクション3の質問に振り分けるときに使用します。

5 回答の結果は、リアルタイムで見ることができます。授業内でアンケートや(フォームで作成した)小テストの結果を教室前の大型テレビやスクリーンでリアルタイムで見ることができます。

入れた方がいい質問

入れた方がいい質問

回答した結果を単純に見るだけでは必要ないのですが、回答結果を出席番号順に並べたり学級順に並べたりすることはよくあります。

その際に、学級名や出席番号を記入させると、例えば学級名だと「6-1」「6の1」「6年1組」とばらばらになったり、出席番号も、「17」(全角の17)「17」(半角の17)「17番」とばらばらになる可能性があります。そうなると、後から並べ替えるときに大変苦労します。

そこで、質問の初めにプルダウンで作成した学級名や出席番号を入れておくと便利です。

ファイルのコピー

ファイルのコピー

Google フォームのファイルも、コピーをして次のファイルを作成するなどの活用ができます。基本形を作ってそのファイルをコピーして作成すると時間短縮ができます。

【注意】もし、作成したアンケートのフォームファイルの回答結果の部分(スプレッドシートではなくフォームのファイルの回答部分→グラフなどが出てくる場所)を他の人と共有したい場合には、コピーでは回答結果が消えてしまいます。

そこで、作成したアンケートのフォームファイルの回答結果の部分を他の人と共有する場合は、
 ・ 最初のファイルを共有できる場所に置いておく。
 ・ ファイルそのものを共有する
などの工夫が必要です。