Google ドライブについては、検索すると利用方法がたくさん出てきます。そちらをぜひご覧ください。
こちらでは、実際に利用したときのちょっとした小技についてお知らせします。
Google ドライブは、これまでのハードディスクのようなもので、ファイルを保存したり、何人かと共有したりすることができます。USBメモリをイメージしていただいても結構です。
Google Workspace for Educationでは、通常のGoogleサービスよりもセキュリティが強化されていますので、学校に物理的においてある共有ハードディスクよりもセキュリティは高いです。
ただし、共有の設定を間違えたり、Google Workspace for Education以外のGoogleアカウント(個人のGoogleアカウント)との連携では失敗することもありますので注意が必要です。(Google Workspace for Educationで作成したファイルを自分の個人Googleアカウントに送ったところ、スペルを間違えて送ってニュースになったことがあります。)
重要なファイルにはパスワードを付けることが必要ですが、Googleの各アプリはパスワード設定は難しいです。そのときは他のワープロや表計算アプリで作成したものにパスワードを付ければよいのですが、そのファイルとGoogleのサービスに互換性があっても見ることはできますが編集はできないようです。
従って、かなりのセキュリティを要する内容については、
・PCのアプリで作成→PC内もしくは学校の共有ハードディスク内にパスワードを設定して保存
・持ち帰りが必要で許可されている場合で、なおかつ家のPCのセキュリティが強固の場合、PCのアプリで作成→パスワードを設定→Googleドライブに保存→家でそのデータをダウンロード→編集→編集後(パスワード付き)データをGoogleドライブに保存→学校でダウンロードして編集
いずれにしてもまだまだ学校での働き方改革は進まないようですのでデータを持ち帰る方も多いと思いますが、基本的に個人情報などがない部分を持ち帰ってデータを作成して学校で元のデータと合体するのがよいかなと思います。
ドライブの各内容の簡単な説明
Google ドライブ内の簡単な説明です。ファイルの共有については、「学校で最初にしておいた方がよいこと」をご覧ください。
・ マイドライブ
個人用のUSBメモリというイメージです。自分のみのファイルの置き場所と考えてください。(他の人と共有もできます。)
Classroomのファイルはこちらに作成されます。授業中児童生徒の課題を作成させているときには、ここでそのファイルを閲覧すると進捗状況を見ることができます。
・ 共有ドライブ (共有ドライブというものが見つからないときには、管理者にお問い合わせください。管理者の設定です。)
職員室での共有ファイルと同じようなイメージです。様々な人とファイルの共有ができますし、特定の人だけとの共有も可能です。容量制限がある場合あり。
共有したファイルは、通常の学校内であれば全教職員で同時編集可能です。(人数はとてもおおおくなると工夫が必要ですが、通常の学校内では大丈夫です)
共有ドライブにおいてあるデータは、共有ドライブ内にあり、共有設定した人みんなで利用できます。
・ 共有アイテム
共有されたファイルがある場所です。共有ドライブと違うのは、ここにあるファイルは作成者のところにあるということです。共有ドライブではファイルは共有ドライブ内で、共有アイテムではファイルは作成者のところにあるというイメージです。
共有ドライブ内で作成したファイルはAさんが作成したものでもあくまでも共有ドライブ内にあります。共有アイテム内ではAさんが作成したファイルはあくまでもAさんのドライブ内にあります。
【重要】
フォルダの開き方は、左側のマイドライブなどと書いてある場所の左の▶マークをクリックして開くことがおすすめです。また、ドライブでは検索してファイルを探すことに優れていますので、わかりやすいファイル名を付けることも重要ですが、あまり詳しすぎるのはお避け下さい。